こんにちは!
ライターの池野花(@WriterIkenohana)です。
個人事業主の方は、確定申告の準備の真っ最中という方が多いかもしれないですね。
私は今年が3回目の確定申告。
直近2年間は、確定申告期限の3月15日に郵送投函するというギリギリっぷり。
そんな私が今年は2月中に、Web上で申告を完了できる「e-tax」を利用して、確定申告をしました!
すると、「3月10日に還付振込をします」というメールが届きました!
これまでは3月15日ギリギリに申告して、還付振込は4月下旬でしたので、かなりのスピードアップです。
e-taxの存在は以前から知っていたのですが、マイナンバーカードと電子カードリーダーが必要なんですよね。
そのことを確定申告シーズンになってから思い出すため、その準備を前もってできていなくて諦めていました。
しかし、マイナンバーカードがなくてもe-taxが利用できると知り、今回初めてe-taxで申告してみました。
というわけで、この記事では「e-taxでの確定申告の方法(マイナンバーカードがない場合)」をご説明します。
e-taxでの確定申告の方法(マイナンバーカードがない場合)
マイナンバーカードがない場合の、e-taxでの確定申告の方法は以下の通りです。
- 税務署でe-taxのID・PWを発行してもらう(即時発行)
- 確定申告ソフトで確定申告の準備を終える
- 「確定申告書等作成コーナー」で確定申告に必要な数値の入力
1.税務署でe-taxのID・PWを発行してもらう(即時発行)
税務署に本人確認書類を持参していき、「e-taxのID・PWを発行してください」と依頼すれば、即時発行してもらえます。
確定申告をする税務署でなくても、どの税務署でもID・PWの発行が可能です。
専用の端末で、個人情報などを入力すればOK。その場で「利用者番号(ID)」が発行され、パスワードの設定ができます。
2.確定申告ソフトで確定申告の準備を終える
確定申告で一番大変なのはこの作業ですよね(汗)
私は、「freee」という経理ソフトを使用しています。
会計知識がない私でも、初年度から確定申告書類を作れましたので、知識がない方にもおすすめです。
確定申告書類を完成させたら、e-taxでの確定申告に移ります。
3.「確定申告書等作成コーナー」で確定申告の内容を入力
マイナンバーカードなしでe-taxを利用する場合は、「確定申告書等作成コーナー」というWebページから申請をします。
以下のページが表示されるので、赤い囲みの「作成開始」をクリック。
次の画面の「e-taxで提出 ID・パスワード形式」をクリック。
次の画面で、税務署で登録したときに発行されたID・PWを入力します。
この後は個人情報などを登録。
その後、決算書などの数字データをe-tax上に入力していきます。
マイナンバーカードの有無によるe-taxでの申請方法の違い
ちなみに、マイナンバーカードの有無で、e-taxでの申請方法はどう違うのでしょうか?
マイナンバーカードありのe-tax申請
マイナンバーカードありのe-tax申請の場合、経理ソフトのデータをアップロードしての申請が可能です。
そのため、経理ソフトで確定申告の書類を作成した後の作業がスムーズです。
今回は、マイナンバーカードがなかったので、Web上でもう一度決算書類の数値を手打ち入力したので、なかなか面倒くさかったです。
やり方を確認しながら、なんだかんだ1時間くらいかかりました。
来年の確定申告までには、マイナンバーカードを作っておき、通常のe-taxでの確定申告をしようと思っています。
そして、マイナンバーカードを読み取るカードリーダーが必要なので、それも用意しておこう。
色々なメーカーからカードリーダーが出ていて、1,000円台~4,000円台くらいで購入ができるようです。
e-taxでの申請方法によって、還付振込までの期間は2週間以上縮まった
冒頭でお話しした通り、これまで1ヶ月以上かかっていた還付金の振込までの期間が、2週間ほどに縮まりました!
申請日が2月27日で、還付金振込手続きが3月10日(当日か翌日には振り込まれる)でした。
公式には、e-taxは約3週間で処理が終わるといわれていますので、長くかかっても3週間です。
私の場合は、企業さんとの仕事が多いため、報酬をいただく際にはあらかじめ源泉徴収を差し引かれています。
確定申告すれば還付金を受け取れるため、今年は早めに申告を終えようと考え、いつもと違う方法で確定申告をしてみました!
来年の確定申告に向けて、マイナンバーカードの作成は早々に済ませておこうと思います(汗)